門坂流へのオマージュⅡ 浅野勝美

オンディーヌ  2018  紙(柿渋染め)、鉛筆  250×180mm

【コメント】
門坂さんがドライポイントでのお仕事を始められた頃、銅版画の技法の話なかで「ドライポイントまでは許せる」と仰られていました。薬品に偶然性のようなものは良しとされなかったのか、良くも悪くもエッチングという技法のもつ曖昧さを好まれなかったのか、今となっては伺うすべもございませんが門坂作品の潔さ、を拝見するたびに、なんとはなく納得いたします。余談ですが、外見の御様子や雰囲気の感じから彼の巨匠を思い浮かべまして、我家では「グスタフ・門坂」と呼ばせて頂いておりました。